~一途としつこいは紙一重~


〇はじめに

 原題「BLOOD SURF」


 BLOOD SURF なんてホントにあるの?


〇想起する作品

 「アナコンダ」シリーズ
 「JAWS」(1975)
 「ハートブルー」(1991)
 「EX エックス」(2002)
 「X-ミッション」(2015)


〇こんな話

 良く言えば一途、悪く言えばしつこい、男と女の物語...



〇どこまでも一途

 リロ・ケイというサメ出没注意のビーチでわざわざ撒き餌をし、さらには足をナイフで切りつけ血を垂れ流した状態で本物のサメのすぐ横をサーフィンするという過激な映像を撮りに来た無謀を極めた者たちが、ワニに襲われるお話。そう、ワニにね...


 え、サメとサーフィンだって!?、舞台を海としサメを前面に押し出しつつも、パドリングする姿を海中から映し出すことで、そこにいるはずのないこれから襲われることになるソレのシルエットを重ねるセンスに心を奪われる。


 ガイドをお願いした夫婦の14歳だか19歳だか17歳の一人娘が、地元でも知る人ぞ知る秘蔵スポットで両親に内緒で快楽に耽る中、その娘の心配を余所に父親も負けないくらいガン突かれパックリイかれてしまう様にはもう心酔。


 アメリカの女を喰いたかった男が地元のワニにガシガシ喰われ、女に咥え込んで欲しかった男がでっかいイチモツをお口に見舞われるなど、大小他にも盛沢山で見応え抜群。ナニが?


 未練たらたらで粘着質な主人公と、その
熱情をモロに受け鬱陶しさ半分嬉しさ半分の元カノの関係を主軸に、それはそれはしつこく手当たり次第人間に襲い来るワニと、そのワニに心を奪われている狂気的な船長、そして船長がワニへと向けるあっつ~い眼差しを何とか自身へと向けさせたい船長の今カノとのすれ違いを据えることで、しつこさ一途は紙一重であると魅せる演出にはもう悶絶。切ないなぁ~(しみじみ)。


 この2人には幸せになってほしかった・・・


〇最後に

 一緒に「クロコダイル2」も借りて来たけど、別の作品の続編だったみたい・・・

 ではでは・・・

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