~対と番い~
〇はじめに
原題:「SEATTLE SUPERSTORM」〇想起する作品
「X-ファイル」
「エボリューション」(2001)
「ライフ」(2017)
〇こんな話
突如未確認飛行物体が襲来...
シアトル上空で迎撃を試みたものの...
2つに分かれ1つは海へ...
1つは公設市場へ...
落下地点において化学反応が見られ、海では調査に当たったダイバーが消失...
なぜか地震に竜巻まで発生し...
〇対策
落ちて来た未確認飛行物体は化学的に反応性の高い物質であり、大気中や水中であらゆる物質の 結合を切断し、分子構造を変異させることで大気を不安定にさせ、嵐を巻き起こすそうな。さらには地中においても同様で大地震が起こっていたとのこと...
重水をかけて中和すればパ~ペキ~
〇対と番い
夫(父)を亡くした母娘と、妻(母)を亡くした父息子が、家族(番い)になろうともがいている...母のエマは軍人(DMA?)であり階級は少佐の肉体派で現場派
父のトムは元NASAの研究員で理論派のデスク派
義姉のクロエは科学の特待生でエコオタク
義弟のワイアットはディーゼル万歳のメカオタク
何とも都合の良い正反対な主義や思想、能力に性格の持ち主たちである。「男と女」「血縁と血縁」「親(大人)と子ども」において対立が見られ、案の定彼らの関係はバッラバラのぐっちゃぐちゃ。そんな互いが互いに常にイライラしている不安定な状態な家族が未知の現象に立ち向かう。
やたら環境保全と環境破壊の対立を促し...
落下した兵器は海と陸、その兵器は地球産か宇宙産か、人間の手によるものかエイリアンによるものか、避難が優先だいや先制攻撃に決まってるだろ!、とこれまた主張の対立を促し...
ロシアのモノだとわかった途端に時代遅れな科学だと豪語し、立ち向かうはアメリカの最新鋭の現代科学だと来たもんだ。
「男と女」「血縁と血縁」「親(大人)と子ども」「環境保全と環境破壊」「海と陸」「地球と宇宙」「人間とエイリアン」「上司と部下」「アメリカとロシア」「新旧」「三角関係の様相と相性」...etc
正反対な事象の衝突をこれでもかと描き出すが、それもそのはず地震・雷・竜巻とメインとなる現象の原因物質というのが「ラジかるラジかる!」性質を持つから。
お腹いっぱいフラストレーションが蓄積されたところで、徐々に徐々にではあるが、対立する者をマイナス面を以て拒絶していた者たちが、プラスな面を以て協力体制へと移行していく様はココロオドルし、
また前述の家族間における対立を分解し組み替えることで、強固な繋がりを築き、またその繋がりを以て4人の結束へと昇華する勇姿は“んほぉ~!”とアヘガオドルこと間違いなし。
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