コードネーム:プリンス (2014)

2022年9月15日木曜日

2014年の作品 ジャンル:アクション 製作国:アメリカ

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~晴れぬ父娘の未来~


〇はじめに

 このブライアン・A・ミラーって監督は作品の色合いというか作風というか出演する俳優も、スティーブン・C・ミラーって監督の作品と被る。お名前も似てるしお二人はどういった関係なんだろうか。



〇想起する作品

 「告発のとき」(2007)
 「復讐捜査線」(2010)
 「トカレフ」(2014)
 「キング・ホステージ」(2017)
 「search サーチ」(2018)


〇こんな話

 失踪した娘を探す過程で失踪とは無関係だった過去も思い込みでついでに清算しちゃう元殺し屋のお話。関係あったのかな?



〇試される父娘の絆

 犯罪組織の抗争が激化していたかつてのニューオリンズにおいて暗躍していた暗殺者のポール通称プリンスは、組織のボスであるオマーの暗殺に最悪のカタチで失敗して以降街を遠く離れ車の修理工として長年隠居生活を送っていた...


 ある日、週末に帰省してくるはずだった公私共に充実した学生生活を送っているはずの娘との連絡が途絶えてしまう。消息を絶った娘の捜索に躍起になる彼は、娘の実情を辿るとともに因縁の街へと導かれていくのだった...


 娘を捜索する過程で明らかになっていく、父親が知っている(望んでいる)娘の姿と父の知らぬ(与り知らぬ)娘の姿のギャップ。そして追いかけてくる
まとわりついてくる自身が犯してきた過ち故の怨恨。割と単純にも関わらず事態を勝手に複雑にしていく罪の意識故の過剰な思い込み。

 
 父と娘の愛へと昇華していく狙いははっきりと見えるものの、彼らを追いかけた先にこの2人であれば大丈夫だという明るい未来が全く想像できないのは如何なものなのだろう。私の感性の問題だけで済んでいればいいのだけれども・・・う~ん(~_~;)

 ずっとついてきてくれて助けてくれた娘の友人に銃口向けちゃうこういうところも気になるのよ・・・



〇最後に

 ブライアン・A・ミラー監督の一発目の印象はあまりよくない。

 ではでは・・・

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