シューター 狙撃手 (2009)

2022年9月21日水曜日

2009年の作品 ジャンル:ドラマ 製作国:アメリカ 製作国:イギリス

t f B! P L

~2人の息子~


〇はじめに

 シューター? 狙撃手?? 議員の暗殺がどうのでそれっぽいっちゃぽいけど、良く言えば用心棒でその実借金取りで悪く言えばただのチンピラだよね彼? まぁだからこその味があるんだけど・・・



〇想起する作品

 「アイランド」(2005)
 「ユージュアル・ネイバー」(2013)
 「セルフレス 覚醒した記憶」(2015)

 あとなんだったかな・・・思い出せん・・・


〇こんな話

 ブーツという男のそれはそれは重い物語。



〇唯一無二

 よく言えば用心棒、その実借金取り、悪く言えばただのごろつきチンピラなブーツは、出所後世話になったとかで雇い主に恩義があるため、深みにはまろうが組織を抜けることができず中々足を洗えないでいた。またいつも付き纏ってくる刑事のダンとは何か因縁がある様で、枕を高くして眠れない。


 そんな折とある事件以来疎遠だった父が訪ねてくる。家族であるにも関わらず裁判でブーツに不利な証言をしムショにぶち込まれる決め手となった恨みつらみしかない兄のクリスチャンが何やらお話をしたいのだとか。


 渋々議員である兄のオフィスを訪ねてみると、拡張型心筋症を患っており余命幾ばくもないのだと告げられる。そしてこの病気は遺伝性で弟のブーツも罹る可能性があるからとかかりつけの医師を紹介されるのだった。


 そしてなんやかんやあって、兄の暗殺計画を依頼されて、またなんやかんやでなんやかんやある...


 暗殺前夜と暗殺計画を依頼され実行に移すまでのブーツの動向が交互に描かれていき、暗殺計画の裏にある陰謀へと迫っていくのだが、陰謀がどうのこうのなサスペンス調ではなくてまたドンパチなアクションでも決してなくて、ブーツを取り巻く人間模様と彼の心情を追いかけるドラマの方がメイン。

 ブーツの目線で語られていく組織・家族・刑事との因縁や確執。また一方で組織・家族・刑事の目線で綴られていくブーツという存在。双方向からのアプローチにより定まっていく、時に誰かの浮気相手で、憎き敵?で暗殺者で、2人の息子で、唯一無二の弟で、○○で△△なブーツの、哀しき男の物語を堪能すべし。



〇最後に

 Shannyn Sossamon がかなり気になった。


 ではでは・・・


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