オペレーション・ウルフ (2019)

2021年6月26日土曜日

2019年の作品 ジャンル:アクション 製作国:中国

t f B! P L

~命が持つ意義~


〇はじめに

 テロ国家を撃滅することがミッションではなく、人質救出に当たり結果的に部分的にそうならざるをえなくなっただけ。



〇想起する作品

 「モンスターズ 地球外生命体」(2010)
 「ローン・サバイバー」(2013)


〇こんな話

 だいたい「ローン・サバイバー」。



〇何がために生きるのか?

 長年の内戦により疲弊したアルドリア国に国連は医療チームを派遣。しかし戦火は終息することなく、死傷者は留まる所を知らなかった。ある時医療ボランティアが滞在するキャンプが襲撃され、チームのメンバーが拉致される事件が発生する。人質となった者の中にリー・ヤオという女性が含まれており、彼女の両親は大金で傭兵(?)を雇い救出を試みるのだった...


 救出任務を請け負った第6ウルフチームは敵地のど真ん中に難なく潜入し、難なく彼女の回収に成功。あとは帰還するだけのはずだったが、両親への当てつけの様にこの地へ赴いた彼女のイレギュラーなわがままに起因する敵とのエンカウントにより事態は急転直下、四方八方を敵に囲まれてしまのだった...


 
医療ボランティアの方たちは、国を違え、言語を違え、人種を違える、およそ関わりの無い者たちのためになぜ自身の身を危険に晒すのか。たった今救ったはずの命が次の瞬間無惨にも奪われる異国の地においてなぜその命を救おうとするのか。


 1人の女性を救出するだけでよかったお金で雇われた傭兵たちは、なぜ課せられた任務以上の要求に応え、また救出する命の代償にそれ以上の命を捧げるのか。自身の身を仲間の身を危険に晒してまで、なぜ見ず知らずの人質の命を、目の前で失われようとする命を救おうとするのか。


 何がために生きたのか? 何がために生きるのか?

 そんな問いへと落とし込めたのかどうなのか...



〇最後に

 どうしても女性の言動がノイズに感じてしまうのがネックかな~・・・

 ではでは・・・


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