S.A.S.特殊空挺部隊 史上最悪の極秘空輸ミッション (2020)

2021年6月20日日曜日

2020年の作品 ジャケ:行進 ジャンル:アクション 製作国:イギリス 部隊:SAS

t f B! P L

~デカさこそが正義~


〇はじめに

 ほぼほぼコントというか、漫才の掛け合いというか、勢いやノリ(悪ノリ)を楽しむ作品。



〇こんな話

 デカさがモノを言う。
 


〇イチモツとバスト

 友人の娘を殺し遺棄した連中が屯するナイトクラブに単身身一つで乗り込む男ジョン・ゴールド。制裁を完遂し店から出てきた彼にティーグなる人物を生け捕りにしてくれとの依頼が。ティーグとはゴールドの元上官であり仲間を殺した裏切者であり死んだはずの男だった...


 ストイックでシリアスな雰囲気は微塵も無くただひたすらにコミカルだったのには面を食らった。まずは話し合いを試みるも、説得虚しく口論になり、言い返せなくなるとすぐに手が出て、殴り合いの末結局全部有耶無耶、最初の関係に逆戻り。ずっとこれの繰り返しなんだもの(笑)


 ジョン・ゴールドとティーグという敵対関係にある敵味方問わず名が知れ渡っている2大巨頭のイチャラブプロレスを筆頭に、敵味方を越えて存在する肩書きやレッテル、見た目や性差及びそれに伴う偏見や先入観を、それぞれの向き不向き得手不得手といったキャラを立てつつそれ相応の見せ場を用意しつつ、勝手な理想と伴わない実際のギャップでイジクリ倒していく活劇は面白おかしい。

 また目まぐるしく変化する状勢の中で繰り返される同調圧力への抵抗と屈服を以て、入れ替わる立場・優劣によりそれが考慮されず無視されてしまう場合や、逆にその状況にならなければ注目されなかったピックアップされなかったモノがあるとする描き方もホントに下らない。

 男性のイチモツへの対抗意識って万国共通でやっぱりバストなんだね~・・・



〇最後に

 よく言えばユーモラスのある、悪く言えば間の抜けているやり取りが全編を通して展開される作品を是非手に取ってみては如何か・・・(´・ω・`)

 ではでは・・・


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