~揃ってこそ意味がある~
〇はじめに
女性隊員が作品上単なる駒として扱われてるのは可愛そうだったな。
コミカルさで誤魔化そうとしてるんだろうけど・・・
〇こんな話
2つ揃って、2人揃って、チームが揃って。 ハン・ハオ率いる特殊セキュリティチームが北ミャンマーにてテロ集団の核爆弾取引現場を急襲。現場にあった爆弾は確保できたものの、全ての爆弾を管理・起爆できる唯一のUSBを白羊(ホワイトシープ)なる謎の女性が持ち去っていた...
なんやかんやあった白羊は中国領事館へと駆け込み保護を要求。チームにその依頼が来たことでその正体が失踪していた隊長ハン・ハオの元妻だということが判明する...
核爆弾はUSBにてのみ起動し、2つが揃わない限り意味を為さない。2つが揃って初めて絶大な効果を発揮する。サミットを狙うテロ集団は2つを揃えたく、計画を阻止したい白羊は2つを引き離しておきたかった。
このUSBと核爆弾の関係を、何度も窮地を脱してきたチームの、そして行き別れた夫婦の関係へと投影する試みは面白いし、その現場現場での作戦の遂行や銃撃戦は、位置関係がわかりやすく敵味方それぞれの動き(対立)も見応えがある。
しかし、そもそもの核爆弾とUSBの取引が謎であるのと、その現場と現場を繋ぐ大筋の流れがわかりにくいのが非常に難点。
〇最後に
個々の場面でのテンポは良いんだけど、全体通してみるとテンポが悪いんだよな。まぁでも70分台だから軽く引っ掛ける程度で観られるのは良かったかな。 ではでは・・・
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