S.I.U. ロサンゼルス特捜隊 (2014)

2021年6月19日土曜日

2014年の作品 ジャンル:アクション 製作国:アメリカ 舞台:ロサンゼルス

t f B! P L

~家族を守るための戦い~


〇はじめに

 スクーターは小回りが効くから馬鹿にできないってテロリストたちを評価しといて、難なく車で追い詰めちゃアカンでしょ(笑)



〇こんな話

 これ1日の出来事なのか・・・



〇家族を守るための戦い

 テロ組織に引き渡す大量の自動小銃の取引を銃撃戦に発展させ相手を壊滅させた密売組織の人間たちが向かった先は、庭で娘2人と仲睦まじく遊ぶ子煩悩そうな男の家。彼らの到着で男の顔からは先ほどの笑顔は消え失せ、冷酷な一面が顔を覗かせる。サツにチクったヤツがいるという。しかし裏切者とされ殺された男とは別に、銃撃戦の最中おかしな行動を取っていた男アレックスが実は潜入捜査官だった...


 ミスを犯したことで潜入を中止し帰ってきた新人の彼を上司や先輩方は手厳しく迎える。そんな彼らはというと、娘を亡くしてから妻とギクシャクぐちゃぐちゃしている夫であり息子の父親でもある男、仕事の関係で(潜入捜査の糸口に)所帯を持つ女性と不倫を繰り返しその度に妻がヒステリックになってしまう家庭内ぐちゃぐちゃの夫であり父親でもある男、左手薬指に指輪を光らせる家庭内ぐちゃぐちゃのデスクワーク(?)の女性とそれはもう不安定な方々が肩を並べているのだった...


 密売組織、テロ組織、警察組織の直接的表面的な交錯や交戦(要はドンパチ)というよりも、彼らが特には捜査官たちがいったい何を掲げ何のために戦うのかというそれぞれのバックグラウンドの描写に重きが置かれている。

 街の安全と国の平和を守ることは間接的に家族を守ることであり、同義と捉えて差し支えないはず。しかし実際にはその2つの乖離は大きく、家族を守るための戦いにおいて一番に家族が犠牲にされている現実がある。

 そんな矛盾を抱え葛藤に苦しむ捜査官たちの、それでも命を懸け戦う生き様に、刮目する・・・しかない・・・



〇最後に

 1日の出来事という設定で、広い様で狭い世界をうまく繋げてはいるんだけど、詰め詰めな感じがする一方で、すごいタルさがあって非常に見づらい作品だった。

 ではでは・・・


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