エッジ・オブ・トゥモロー (2021)

2023年2月19日日曜日

2021年の作品 ジャンル:アクション 手法:POV 製作国:中国

t f B! P L

~パワーは諸刃の剣~


〇はじめに

 邦題はおもくそ「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を意識しているけれども・・・。5分に1度特には何も無い。



〇想起する作品

 「アイアンマン」シリーズ
 「G.I.ジョー」(2009)
 「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」(2011)
 「エンド・オブ・ホワイトハウス」(2013)
 「ホワイトハウス・ダウン」(2013)
 「ダイバージェント」(2014)
 「ハードコア」(2016)
 「悪女 AKUJO」(2017)


〇こんな話

 だいたい「アイアンマン」で「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」。



〇力(ちから)

 ブラックロック科学技術研究所はあらゆる安全保障上の問題(特には対テロ?)を解決すべく、メカニカルスーツ通称“パワー”だいたいアイアンマンスーツを開発したとかなんとか...


 ロン・ウェイはアジア太平洋ビジネス会議に出席するとあるVIPの警護中、テロリストの襲撃に合い甚大なる被害と引き換えに警護対象共々辛うじて生還。しかし自宅療養中にテロリストの追撃に合い、妻を爆弾にて殺害されてしまう。


 その件以降PTSDを患ってしまった彼は、第一線を遠のき修理工として働き、薄暗い部屋で娘と2人細々と暮らしていた。しかし娘は爆発の余波で重病を患っており、いつ死ぬかもわからない状態。治療をしようにも手術代を払うことができず行き詰まっていた。


 そんな折、パリピの集まる酒場でパワーの開発に携わった美女を強姦たちから救ったことで状況は一転。パワーのオペレーター候補の筆頭に名乗りを上げることになるのだが、選抜試験の最中にまたテロリストの影が...


 主人公のロン・ウェイがPTSDを患うに至る妻が爆死するまでの一連の事件と、パワーのオペレーター選抜試験におけるVRテスト及びテロ襲撃における戦闘(爆発まで)の構図を、それぞれ3人称視点と1人称視点とでリンクさせ、彼自身の戦う動機を決定づける演出が素晴らしい。

 テロリストに立ち向かえるのはもうお前しかいないという、フラストレーションを一気に開放していくアクションシーンは魅せらるモノがあり、最悪パワードスーツなんていらないんじゃないかとさえ思えるのだが、いやスーツは飽くまでも補佐的なものに過ぎず、その力を使用する人間の力量と裁量(才量)こそが重要なのだとする主題へのオトしが見事に決まっていたのでなんだかんだヨシ。


 まぁでもパワードスーツの戦いが観たかったよね・・・(笑) って結局最後まで着ないんか~い!!



〇最後に

 着るんじゃなくて自身が~といった「ロボコップ」や「未来警察 Future X-cops」みたいなオチでも良かったんじゃ・・・ダメか・・・

 ではでは・・・

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