~まず惹かれる魅力が無い~
〇はじめに
如何にブルース・ウィリスをお話から外すか絡ませないかが作品作りの軸になってる気がする。
若い女性4人が殺害される事件が発生。彫師であるジミーは事件前に被害者の内の1人と一緒にいたとの目撃情報と、現場に落ちていたお店のライターから容疑者に挙げられてしまう。
事件の捜査に当たるのは、かなりのやり手そうなブルース・ウィリス演じるベテラン刑事フリーマンと、考えるよりも先に口が動き憶測や偏見でどんどん妄想に浸り出す明らかに無能な刑事ヴァルガス。
もちろんジミーはフリーマンの方をファーストチョイスするが、公私共に忙しいのかなぜか捜査に積極性が無く基本ヴァルガスにまかせっきり。逆にヴァルガスの方は大体暇でしかも困ったことにズケズケと相当入れ込んでくる。頭を抱えるジミーは命を狙われたことで独自に真実の究明に動き出す...
ヒトラーも犬を愛した。悪魔でも笑顔を見せる。ムショ仲間の世間体やイメージ論争然り、ファーストインプレッションや一次情報と、その後の調査によって明らかになる真実、その照会によって見出される差異が見つめるべき点だろうか。
これが嘘や煽動的な情報が蔓延りまた踊らされやすくなっている情報化社会が抱える問題へとリンクするのかどうなのか。歴史が証明する人間の動向含め意識を改める機会になるかどうか。
ただやっぱりその最初のイメージというか、肝心の惹きが機能してないんだよな。これはやっぱりちょっとどころかしんどいよな・・・
〇最後に
ブルース・ウィリスが出てる限り追いかけるけど、この監督の作品は面白味を見出したくはなるけど、まず肝心の楽しさがないんだよな。う~む。ではでは・・・
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