ミッシングID (2011)

2022年10月1日土曜日

2011年の作品 ジャンル:アクション 製作国:アメリカ

t f B! P L

~マッド・デイモンに似てるモン~


〇はじめに

 諸々の展開とシチュエーションが学園ものスパイもののジャンルにおいて終始どこかで観た事あるものばかりで安定っちゃ安定・・・



〇想起する作品

 「スーパーマン」
 「スパイ・キッズ」シリーズ
 「ボーン」シリーズ
 「マーキュリー・ライジング」(1998)
 「スパイダーマン」(2002)
 「ウォンテッド」(2008)
 「エージェント・ウルトラ」(2015)
 「ヴァイラル」(2016)
 相棒15 第13・14話「声なき者」


〇こんな話

 僕はマッド・デイモンに似てるスーパー高校生!



〇青年期の葛藤

 青春真っ盛りの高校生ネイサンは恋愛を除き公私共に一見充実した日々を送っていたが、時々見知らぬでもどこか懐かしい女性の夢を見たり両親を赤の他人であると感じたりとその実鬱屈していた...


 ある日お互いに気があるもののなぜかくっつけない幼馴染のカレンとペアを組み学校の課題に取り組むことになるのだが、その調べものの最中失踪した子どもたちの情報が載るサイトに自身が掲載されているのを見つける。サイトの主に連絡を取ってみると明くる日黒服の男たちが家を訪ねてきて両親が殺害されてしまうのだった...


 ネイサンはたまたま
その場に居合わせたカレンと共に、誰も頼れず誰も信用できず謎の組織とCIAとに追われる逃亡生活を余儀なくされるのだった...


 隣人で幼馴染なお互いに気があり周囲も公認なくっつきそうでくっつかない純愛でもNTRでも誰もが一度は夢見たことがあるだろう青春ラブストーリー(学園ものとも?)というベタと、

 カーチェイスに列車内の密室劇に大観衆の入るスタジアムにと、スパイものや元〇〇なスーパーマンが活躍するアクション映画のベタで覆いつくされた堅実な作品で楽しいっちゃ楽しいのだが・・・


 前者におけるモラトリアムやマージナルマンといった青年期における諸問題、自分がナニモノであるのか?という主題に対し描かれる後者の陰謀が、明らかにネイサンという人物の手に余るものであり、葛藤の振れ幅として機能しているとは言い難い。

 それにも関わらず大人たちは至って真面目に彼に翻弄され、また導き手の機能が担わされてしまうもんだから困ったもので、全体的に中途半端な印象が否めなくなってしまっているのは難点かもしれない。でも好きよ私は。



〇最後に

 ヒロインのリリー・コリンズかわええ~。

 ではでは・・・

このブログを検索

Wikipedia

検索結果

アーカイブ

QooQ