~見つめ直しを図る~


〇はじめに

 最後の審判?...携挙?...、題材は何なんだろう?

 “メリークリスマス”という挨拶に終始することなく、“ハッピーホリデー”とも言っているので、キリスト教に限定されないと考えて良いだろうか?



〇想起する作品

 「クローバーフィールド HAKAISHA」(2008)
 「リセット」(2010)
 「アタック・ザ・ブロック」(2011)
 「ダーケストアワー 消滅」(2011)
 「ディヴァイド」(2011)
 「ボルケーノ・アルマゲドン」(2017)
 「ゼイカム 到来」(2018)


〇こんな話

 全世界停電!!



〇見つめ直しを図る

 例年のクリスマスシーズンは凍える様な寒さだが、今年は30℃越えの異様な暑さを記録しており、またその影響で断続的な停電や火事にも見舞われ、地震も頻発しているというロサンゼルスが舞台。そんな最中のクリスマス・イヴに、とあるマンションへと集い居合わせた一癖も二癖もある?者たちの人間模様がメイン。


 水入らずで素敵なクリスマスを過ごそうとしている4人家族。妻は子どもたちに特別な思い出をと腕によりをかけるが、毎日家でグータラし外出すれば酔っ払って帰って来る厄介者の義弟(夫の弟)に嫌気が差している。夫は話をしてみると言うが妻の心配を余所にどこか他人事で、子どもたち(兄妹)も無頓着。


 キャリアウーマンな女性と、素性のはっきりしない男性。彼らはまだ同棲もしていないが、互いに結婚を視野に入れたカップルである。昇進を懸け上司のソフィが主催するパーティに赴くという...


 セレブなのか落ちぶれたのかようわからんが離婚が成立した男女。
女は自身が離婚届を提出したにも関わらず未練たらたらで、しかし男はご近所でパーティの主催者であるソフィという女性とすでに出来上がっている様...


 パーティの主催者であるソフィと愉快な仲間たち。構成がよくわからないが、親戚、同僚、今カレ元カレと、いろいろ問題を抱えていそう...


 管理人と電気工と広場恐怖症の機械オタク...


 平時における彼らのそれぞれの役割や機能、関係性が、停電により光を奪われ闇に包まれた世界における、通信手段を遮断され外界と隔絶させられた非常時における言動とその変化から、見つめ直しが図られていく、というのが本意だろうか。詰まる所の“愛”か・・・

 またその事態に陥るきっかけとなった異常気象もしくは気候変動が人間活動由来のものであると置いた場合に、単に人と人との繋がりに留まらず、大きくは人間と自然、人類と地球という、人類の在り方をも模索させる意図も汲み取れるがどうなのだろうか。



〇最後に

 ベッドで行為に及ぼうとする両親を目撃して、「ナニしてるの~?」と質問する子どもの気持ちと同期できる作品じゃないかな? ようわからんのよ・・・


 ではでは・・・

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