~歴史の動機~
〇はじめに
テロリストに乗っ取られた戦艦で特殊部隊がドンパチする映画と張り切ってたらあらあらあら~、モンパニでクリーチャー系かと改めたらあらあらあら~、なんとびっくりオカルト系ときたもんだ!!
「ザ・グリード」(1998)
「ヴァイラス」(1999)
「ゴーストシップ」(2002)
「ネプチューン」(2006)
「クリムゾン・プラネット」(2018)
「ブラッド・シップ」(2019)
〇こんな話
戦艦で幽霊探索らんらんらん♪ United States Navy Armed Guard(海軍?)はCIAとONIの秘密作戦に駆り出されていた現役を退いた記念艦からの救難信号を受信。しかしその後連絡が途絶えてしまい、記念艦に乗り合わせていたとある男の父親が指揮する部隊が調査隊として派遣されるのだった...
様々な役割を担った人間たちがその役目を果たす事で1つの目的地へと航行が可能となる、また何もしなければ波に流されるままどこかへと漂流する戦艦という乗り物を舞台とし、その戦艦が現役を退いた50年以上の歴史が刻まれた展示室も備えた記念艦であることにはどういった意味合いがあるのだろうか。
送り込まれた部隊はすでに捕らえられていたテロリストをずっと闇雲に探し回っていた者たちであり、その標的はというと尋問という名の執拗な拷問を繰り返され「そもそもはアメリカが~」とのたまい、彼の正体はというと...ほんとぉ~??
船員たちの死因が自身が手にしていたモノに起因していることにはいったい...
船員たちの血みどろな肉体的な死を印象付け、捜索対象やその事態の原因を物理的なナニカに見出す過程を踏ませた上でのオカルトへの移行は、人間の内面へと必然的に人間という存在へと意識を向かわせる。
人類全体を向上・飛躍させるための技術を手にしながら、その力を人の命を奪うことに戦争という名の負の歴史を築き上げることに利用し、またそれを繰り返してきた人間たちが現実にある中で、
原因が不明瞭な中で狼狽し、原因が消失して尚動き続け、解決して尚新たな原因(動機)を創造し突き進もうとする劇中の彼らの姿を以て、本当の悪魔とは誰なのかを問いかけている。
〇最後に
全くオモテタントチガッタけど、これはこれでオモシロカタからオーケーです。ではでは・・・
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