ブラッド・シップ (2019)

2022年8月14日日曜日

2019年の作品 ジャンル:ホラー 製作国:オーストラリア 舞台:船

t f B! P L

~人間の性~


〇はじめに

 血管、血の通った人間とかそういうこと? 血みどろの戦争ってところに通じてくんだろうけど・・・



〇想起する作品

 「ストレイン 沈黙のエクリプス」
 「ゴーストシップ」(2002)
 「地獄の変異」(2005)
 「陰謀の戦艦」(2008)
 「トライアングル」(2009)


〇こんな話

 ナチスの戦艦で連合軍がストリゴイと・・・



〇性...業...欲...

 第二次世界大戦末期、Uボートの攻撃で乗っていた船がやられ、なんやかんや漂流することになった者たち。


 食糧も尽き死を待つだけだった彼らの前に、
突如ナチスの戦艦が出現。藁にも縋る思いで助けを求めるも無反応で、やっとこさ乗船してみるとその船は死体とお宝の山だった...独りの少女+αを添えて...


 英国人、ロシア人、アメリカ人、オーストラリア人、狙撃兵、医師(紅一点)、コック、スパイ(骨董商)、元整備士...etc.

 連合国側として括られ立場上味方ではあるものの、その実出身及び言語、職種や境遇を違える多種多様な人間たち。

 早々に大佐と呼ばれていた指揮官を失ったことや、生存への希望や余裕が生まれたことでその関係性に変化が生じ、偏見や思い込みそして配慮の露見が絶えない。


 敵味方問わず見舞われる同様の被害に、明らかに保護対象と判断できる独りの少女に家族という存在をチラつかせ、バラバラ凸凹な彼らの中に相通じる人間の性というか業というか欲というか、血みどろの戦争へと突き動かされていくナニカを見つめる・・・べきだろうか?



〇最後に

 シンクレア(´;ω;`)ウゥゥ


 ではでは・・・

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