~劣化コピーではなくアップグレードへ~
〇はじめに
こんな薄着の美女出てこなかったぞ!?
「絶体絶命都市」シリーズ
「グエムル 漢江の怪物」(2006)
「クロール 凶暴領域」(2019)
「ゾンビ津波」(2019)
「ジョーズ・リベンジ」(2021)
モンスターパニックやSF関連でB級以下映画のお株を奪わんとする気概をヒシヒシと感じる今作含む中国映画ではあるが、見映えの良い映像の反面やってることは基本的に何かの作品のパクリであることが一向に払拭できない。
ではでは・・・
「ジョーズ・リベンジ」(2021)
〇こんな話
だいたい「クロール 凶暴領域」な「絶体絶命都市」。〇今のところ中国映画は劣化版の代名詞
横暴の限りを尽くす街の有力者チャー・ウォがよせばいいのにギュスターブなる巨大で凶暴な人喰いワニを街のシンボルにしたいとかでアフリカで捕獲させてきたものの、輸送中だった車が狙ったかの様に発生した巨大津波に飲まれドボン。また次の瞬間狙ったかの様に発生した大嵐の下、水没した街中をワニさんが回遊し始めるのだった... 主軸となる親子愛だとか、人を減らすイベントだとかの一連の流れも同国の作品の中で使いまわしているレベルで全部同じで「あれこれ前にどこかで・・・?」と勘違いするほど。個人的に個々の作品の区別がつかなくなってきている。
量産体制が整っており数撃ちゃ当たる方式が実行できることは喜べることなのかもしれないが、早くも煮詰まってきている(誤用)とも受け取れる。実際のところどうなのだろうか・・・
ジャケや謳い文句で現状界隈を席巻しているB級以下映画たちの、大作を諸にパクッてぶつけてくる手法や姿勢を真似てさらなる劣化版を撮るよりも、劣化版でありつつもなんだかんだ奇抜なアイデアをぶち込んでくるその作品たち自体をパクって、映像面を始めとしたアップグレードを図っていった方が、より魅せられる作品を撮れると思うんだけど、そちらには期待できないのかな?
めんどいのか・・・現状のウリを尊重すべきか・・・
〇最後に
モンスターパニックはもちろんSFに関してもロシア映画の映像美同様何か期待を煽ってくるので、もうちょっと夢を見させてほしいなぁ~。ではでは・・・
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