~歴史と神話~
〇はじめに
ミュージアムったらミュージアム・・・
〇名誉とお宝
とある考古学研究チームがリビアにて紀元前242年頃の伝説に記されている黄金の杖「メデューサの瞳」を発掘。併せてその時代には使用されていなかった技法と材質によって模られた数々の彫刻も発見された... 界隈は世紀の大発見に湧き、日食の日に満を持してどこかのミュージアムで後援者に向けたお披露目が為されるのだが、太陽と月が重なったその瞬間、彫刻だったはずのドラゴンが動き出し人々を襲い始めるのだった...
発掘発見され存在が証明されたのなら伝説も真実だったのだろうとするスタンスの考古学者と、如何に突飛な物語だろうとそれはその時代における想像と解釈の問題で決して虚構ではないとする科学者の割と寛容な2人を軸に描かれる、
時間や場所とかなり限定的な条件に懸けるしかなかった太古の対バシリスク戦闘を念頭に置いた、先人へのリスペクトを忘れないしかし現代だからこそのフットワークを魅せる古代幻獣との死闘は、
そしていつの世も変わらぬ名誉と金に翻弄される人間模様の下描かれる、時代の変遷と共に移ろいゆいてきた様々な解釈を同一事象であったとまとめあげ過去と現在の結びつきを、歴史と神話の密接な関係を露わにする物語は実に浪漫溢れるものだった。
〇最後に
ところで・・・、バジリスク? バシリスク? ではでは・・・
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