PANDORA パンドラ エネミー・イン・ウォーター(2022)

2023年11月4日土曜日

2022年の作品 ジャンル:SF 製作国:アメリカ

t f B! P L

~お水戦争~


〇はじめに

 「アバター」意識?



〇想起する作品

 「エイリアン(プロメテウス)」シリーズ
 「遊星からの物体X」
 「スターシップ・トゥルーパーズ2」(2004)
 「スリザー」(2006)
 「アポロ18」(2011)
 「INFINI インフィニ」(2015)
 「X-コンタクト」(2015)
 「ライフ」(2017)
 「いぬやしき」(2018)


〇こんな話

 お話の構成が「TITAN タイタン」(同監督作品)とだいたい同じ。



〇お水をめぐる戦争

 お水があるとの仮説を立証しようとパンドラに派遣されていた調査隊から突如SOSが発令。救助隊がが結成された。


 パンドラへはワームホールを利用して一瞬だそうだが、なんとあと10時間しか開いておらず閉じた場合次に開くのは半年後だとかなんとか。いっそげ~!!


 環境問題が根底にあるのは「ジャングル・ツアーズ」から連なる系譜で、お水を題材としているところや人間の負の歴史を見つめ直させる点で「TITAN タイタン」との類似性が顕著。

 しかし、文明を有した知的生命体との間で起き得る資源をめぐる問題を描いた「TITAN タイタン」に対し、今作はもっと原始的な可能性(問題)を描こうとしている点が異なるところで面白いところ。


 内容はというと、「遊星からの物体X」に始まる?、「アポロ18」だとか「X-コンタクト」だとか「スターシップ・トゥルーパーズ2」だとかの数々の寄生系触手系作品の枠に一切漏れないんだけど、この手の作品はそれが期待外れでありながらも期待通りなんだよね。


 さらにさすがなのはハッピーエンドで終わらせるところ。そこが絶対決まってるから設定の応酬という名の画が一切動かない滅茶苦茶な言葉遊びが光るったらヒカル。もう眩しすぎるよ。そして「ライフ」に正面から喧嘩を売るラスト(最初からだけど)には痺れたよ!!



〇最後に

 ところでヤツらがリスクを負ってまで地球を欲しがる理由ってのは何なの? パンドラで、というかパンドラの方が不自由無い気がするけど。設定の応酬故に単にそういう本能だとかプログラムだとかって話で済ませられなくなってるんだよね・・・どうでもいいんだけどさ・・・


 ではでは・・・


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