ディヴァイン・フューリー 使者 (2019)

2022年11月23日水曜日

2019年の作品 ジャンル:ホラー 職業:エクソシスト 製作国:韓国

t f B! P L

~666人悪魔祓い~


〇はじめに

 これって聖水と聖水(小水)掛けてたりする?


・・・あんたもう憑りつかれとるで!!


〇想起する作品

 「ザ・ライト エクソシストの真実」(2011)
 「神は死んだのか」(2014)
 「NY心霊捜査官」(2014)
 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
 「地獄先生ぬ~べ~」
 「鋼の錬金術師」
 「みえるひと」


〇こんな話

 あれもこれも何かのご縁。信仰とは、悪く言えばこじつけや屁理屈、良く言えばポジティブシンキング。



〇悪魔に鉄拳制裁

 総合格闘技のチャンピオンであるパク・ヨンフは、幼少期に男手独りで育ててくれた敬虔な信者であり誠実な警察官だった父を亡くしたことで神に背を向けていた。


 ある日、右手に全く身に覚えの無い傷が現れたことで医者に診てもらうのだが、身体的には健康そのもの。原因がわからず治療の仕様もないと匙を投げられてしまう。


 こうなりゃ祈祷師に見てもらうしかないと尋ねたところ、なんやかんやあって丁度バチカンから派遣されてきた初老の神父さんと運命的な出会いを果たすのだった...


 総合格闘家のエクソシストだというから、悪魔にそのままの意味で物理的な鉄拳制裁をかましていくアクションホラーを期待したがあれれれれ。

 666人の悪魔の軍団がどうとかで、千人組手(百人だっけ?)ならぬ666人悪魔祓いでもしてくれるのかと思ったけど、そこもちょっと当てが外れる。

 ラストこそその真骨頂を見るが、そこに至るまでは肉体的な衝突よりも精神的な葛藤が主で勝手な期待があると煮え切らないかもしれない。


 しかし、神と人との関係性及び在り方を、宗教というお堅い枠に留まることなく、神への揺らぎない信仰こそが正義であると強制するでもまたなく、父親と息子の繋がりから、まるで親子を想わせる神父とその弟子の絆から解きほぐし、人と愛を説く試みは中々にハートフルで嫌いじゃない。というか好き。バディものとしてもかなり優秀な部類。大好き。



〇余談

 韓国映画は1つジャージャー麵が出てくるのを楽しみにしていて、今作はジャージャー麵と酢豚をセットで頼んでいるようなんだけど、それが通な食べ方なのかな?



〇最後に

 これで完結の方が良いんだけど、続編作るとしたらどういう路線になるのかを観てみたい。エクソシストものでアクション寄りの作品ってほぼ皆無だからね。知らないだけかもしれんけど。

 あとこの人も加えて3人での活躍も所望!


 ではでは・・・

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