~社会のレール~


〇はじめに

 NY地下組織と極限バトル? 無双の予感がするぜ!!



〇想起する作品

 「0:34 レイジ34フン」(2004)
 「ミッドナイト・ミート・トレイン」(2008)


〇こんな話

 独身さよならパーティ(STAG NIGHT)はかつてその男が結婚するに値するかを試す儀式だった!?



〇人生のレール

 ニューヨーク市では年間1万人以上が行方不明になっており、成人の捜索は行われないという。いったいどこに...


 今の彼女と出会い結婚に至るまで何の障害も無かったとかで、まるで敷かれたレールの上を歩いている様だと不安を漏らすマイクは、独身さよならパーティを開催してくれた友人と兄となんやかんやあって2人の女性を引き連れ廃止された地下鉄の駅に取り残されてしまうのだった...


 切符を買えば(彼らは無賃乗車だったけど)ドアトゥドアで目的地まで勝手に連れて行ってくれる地下鉄という名の魔法の箱。しかし一度車両を降りてしまえば、ここはどこ?私は誰?な地下迷宮。ホーム以外は降りれはすれど(?)乗ることは許されず止まってもくれない。おそらく気付かれもしない。


 地下鉄の内部から外部へ、そして外部から内部への視線というか景色の推移が印象的。ニューヨークという都市を支える地下鉄が象徴するはそのまま社会のレールだろうか。とすると地下に潜む彼らはいったい。
 
 ひょんなことからレールを外れてしまった者たちが辿る極限バトルは、アメリカのみならず抱えている拡大の一途を辿る格差社会の問題が根底にあるのかもしれない。



〇最後に

 ニューヨークの地下鉄ってあんなに簡単にドア開くの? まずそれが怖かったよ・・・


 ではでは・・・


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